個人事業主(一人親方)が綴る、ねこ丸ブログへようこそ。
脱サラ家庭の内部事情を、夫婦で執筆しております。
予定が空白だらけ…
個人事業主をしていると、仕事がない日に焦りと恐怖を感じることが、多々あります。
きれいに埋まらない、今月の予定表。
来月のページも、まだ真っ白。
依頼の電話もない。
メールも来ない。
今日もなかった。
明日はあるかな。
もう今月も終わる…。
時間はたっぷりあるはずなのに、なぜだか、心だけが忙しくなってしまいます。
こんなに心がざわざわするなんて…
この記事では、そんな「仕事がない日の焦り」と、どう向き合ってきたかについて書いてみたいと思います。
独立してすぐに襲ってきた、焦燥感と強迫感
独立してから早いもので、現在3期目。
開業したての最初の一年目、ちょうど閑散期のことでした。
2ヶ月間ほど、ほとんど仕事が入らない時期がありました。
あの苦しい日々は、今でも忘れられません。
健康で時間もある。
それなのに、平日の日中、予定がない。
休みなのではなく、仕事がない。
朝も昼も夜も、どこか鬱々とした気分で過ごす毎日。
見かねた妻が、こう声をかけてくれました。
「せっかくやけん、なにか好きなことでもしたら?」
それもそうだと思い直し、普段から録りだめしていた動画を見たりして過ごしてみました。
でも、なぜか心から楽しめませんでした。
なにをしていても、頭の片隅では仕事のことを考えている。
来月はどうなるんだろう。
このまま仕事が来なかったらどうしよう。
そんな考えが次々と浮かんできます。
自由な時間が今たっぷりあるのに、落ち着かない。
好きなことをしているはずなのに、満足できない。
あの頃の自分は、ずっとそんな状態でした。
鬱々生活を打開するため
そんな生活を続けるわけにもいきません。
こうして追い詰められて、ようやく腹をくくり、営業活動をすることになりました。
きっかけは、妻のひと蹴り。
「独立するってことは、営業も何もかも自分でやるってことやろ?」
「やれることはなんでもやってみーよ」
当時の私は、営業メールを送ることすら後ろ向きでした。
仕事は欲しい。
でも自分から動くことが苦手で、人づての紹介に頼るばかり。
そんな私に、妻がかけてくれた言葉です。
正直、痛いところを突かれたな、と思いました。
その言葉に背中を押されて、少しずつ営業や新規開拓に取り組むようになりました。
最初は怖かったです。
後ろ向きスタートでした。
こんなことをして、ほんとに返事が来るのか。
お断りメールは見たくないな…。
案の定、ほとんどの会社は返信なし。
返信が来ても、機械的なお断りメール。
やっぱりなぁ…。
もうやめようかな…。
そう思っていた矢先。
一社だけ、しかも一番無謀だと思っていた会社から、興味をもっていただけたんです。
「え、この番号なに、どこから?」
「もしかしてメールした会社?」
突然の電話。
なにも準備をしていなかった私。
慌てふためいて対応したのを覚えています。
思ってなかった…
この成功体験で、ようやく前向きになれました。
その後は自発的に営業を続け、少しずつ取引先が増えていきました。
あの日の小さな一歩で、自分から動くことの大切さを、強く実感しました。
経験を積んでも、不安はなくならない
あの日々から、2年ほど経ちました。
未だに、不安は常に横にいます。
あのときと同じように、仕事の少ない月、閑散期もあります。
年間を通して仕事量を安定させること。
それが自分の最大の課題であり、難題です。
業種は違っても、個人事業主として働いている方なら、皆さん同じ気持ちではないでしょうか。
閑散期の焦りを行動に変える
ただ、あの経験を通して、ひとつだけ確信したことがあります。
動けば何かが変わる、ということ。
独立当初のあのつらい時期も、そうやって乗り越えました。
営業のやり方も、仕事の取り方も、少しずつ覚えてきました。
他人から見れば、まだまだ甘い、努力が足りないと思われるかもしれません。
それでも、どうにかこうにか今日まで続けてこられました。
最近は、焦りや恐怖そのものは仕方ない、と素直に気持ちを認めて受け入れています。
焦ること自体は、悪いことではありません。
ダメなのは、むやみに焦ること。
そして、嘆くだけで何も行動しないこと。
過剰な恐れや焦りは、思考や判断を鈍らせてしまいます。
だからこそ、まずは落ち着いて、今できることをやる。
私が仕事の少ない時期に意識しているのは、例えばこんなことです。
- 営業メールを送る
- 既存の取引先へ近況連絡をする
- ブログやSNSを更新して発信する
- 新しい知識や資格の勉強をする
もちろん、すぐに結果が出るとは限りません。
それでも、何もしない一日より、何か一つでも行動した一日のほうが、次につながる可能性は高くなります。
嘆いているだけでは、仕事は増えません。
でも、行動すれば何かが変わります。
この行動が、きっと次につながる。
そう信じて、これからもできることを積み重ねていきます。



