個人事業主(一人親方)が綴る、ねこ丸ブログへようこそ。
脱サラ家庭の内部事情を、夫婦で執筆しております。
会社員の「安定」を、辞めてから知る
会社員のころ。
毎月、決まった日に、決まった額の給料が入っていました。
当時は、それを当たり前だと思っていました。
特別ありがたいとも、特別すごいとも思いませんでした。
ただの、日常でした。
でも独立してから、何度もあの頃を思い出します。
「あれは当たり前じゃなかったんだな」と。
毎月仕事があり、その対価として決まった日に給料が振り込まれる。
このリズムが、どれだけ自分を支えてくれていたのか。
辞めてから初めて、その大きさに気付きました。
なくなってから気づくんだよね…
独立して見えた現実
独立してすぐ、最初にぶつかったのは仕事量でした。
毎月同じだけ依頼があるわけではありません。
忙しい月もあれば、仕事がほとんどない月もあります。
仕事量が変われば、当然、収入も変わります。
会社員の頃は、仕事量に多少の波があっても、給料は毎月ほとんど変わりませんでした。
その安心感は、会社という仕組みが作ってくれていたものでした。
独立すると、その仕組みはありません。
自分で動かなければ、仕事はありません。
来月の振込もありません。
安定は、誰かが用意してくれるものではなく、 自分で作っていくものに変わりました。
距離ができて、見え方が変わった
会社員時代、不満もありました。
理不尽だと思うこともありました。
今でも、納得できていない出来事だってあります。
それでも、会社で過ごした時間まで否定したいとは思いません。
たまに元の会社の人と会うことがあります。
会社員だった頃より、肩の力を抜いて話せるようになりました。
距離ができたからなのか、当時より少し客観的に会社を見られるようになった気がします。
昔は、不満ばかり見ていました。
でも今振り返ると、
毎月の給料も、
安全に働く環境も、
技術を教えてくれた先輩も、
失敗をフォローしてくれた上司も、
当たり前ではありませんでした。
家を出て初めて親のありがたみに気付くように、 自分も会社を離れて初めて見えたものがありました。
ちょっと恥ずかしい…
今の自分を支えているもの
独立した今、仕事をしているのは自分一人です。
でも、今の自分を作ったのは、一人ではありません。
会社で身につけた技術。
社会人としてのマナー。
仕事の進め方。
お客様との向き合い方。
先輩たちから教わった経験。
良い経験も、苦い経験も含めて、すべてが今の仕事につながっています。
仕事が思うようにいかない日には、「会社員だったら」と考えることもあります。
そんなふうに気持ちが揺れる日は、今でもあります。
でも、会社員に戻りたいと思っているわけではありません。
会社を離れたからこそ気付けた「ありがたさ」がある。
あの頃に積み重ねた経験。
そして、支えてくれた人たち。
その感謝を忘れずに、これからも頑張っていきます。


