個人事業主(一人親方)が綴る、ねこ丸ブログへようこそ。
脱サラ家庭の内部事情を、夫婦で執筆しております。
近年の夏は、以前とは比べものにならないほど暑くなりました。
「昔はこれくらい平気だった」が通用しない日も増え、熱中症対策は命を守るために欠かせないものになっています。
以前の記事では、私が現場で実践している熱中症対策を紹介しました。
今回は、その中でも実際に購入し、今でも使い続けている熱中症対策グッズだけを紹介します。
カタログスペックや口コミではなく、現場で使って感じたことを正直にお伝えします。
忙しい方へ|私のおすすめ順位
時間がない方のために、最初に結論を書いておきます。
もし今の私がもう一度ゼロから揃えるなら、この順番で購入します。
- 🥇 BURTLE エアークラフト
- 🥈 アイスマン PRO X(水冷ベスト)
- 🥉 RABLISS 黒球式熱中症指数計(WBGT計)
- ④ ニトリ ペットボトルホルダー
- ⑤ LOGOS ハイパー氷点下クーラーL
特に最初の一つを選ぶなら、BURTLE エアークラフトです。
欠点はありますが、それ以上に「疲れ方が違う」と実感しているため、私にとっては夏の現場の必需品になっています。
比較表
| 商品 | おすすめ度 | コスパ | 私の満足度 |
|---|---|---|---|
| BURTLE エアークラフト | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| アイスマン PRO X | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| RABLISS WBGT計 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ニトリ ペットボトルホルダー | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| LOGOS ハイパー氷点下クーラーL | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
※あくまで私自身が現場で使用した感想です。作業環境によって評価は変わると思います。
体が資本だから仕方ない!
▶ 番外編(ペルチェベスト・ネッククーラー・マキタ保冷温庫)へ | ▶ まとめへ
① BURTLE エアークラフト AC08(22Vバッテリー・ファン)
★★★★★(まず最初に買うならこれ)
夏の現場では、今や欠かせない存在です。
私が使用しているのは、BURTLEの22Vバッテリーとファンです。
気温が30℃前後までなら、本当に快適です。
服の中にしっかり風が循環するため、汗をかいても体感温度がかなり違います。
もちろん、真夏の炎天下では外気を取り込む仕組み上、どうしても熱風になります。
それでも、何も着ていない状態と比べれば体への負担は大きく軽減されていると感じています。
正直、もう空調服なしで夏の現場へ行くことは考えられません。
なぜBURTLEを選んだのか
空調服自体は、今や現場で持っていない人の方が少ないくらい普及しています。だからこそ、「どのメーカーを選ぶか」の方が大事だと思っています。
私が迷ったのは風神です。比較動画を何本も見比べましたが、涼しさという点だけで言えば、正直甲乙つけがたいレベルでした。
最終的にBURTLEを選んだ決め手は、合わせる作業着のデザインの豊富さです。
最近はさらに風力の強いモデルも出ていますが、あそこまで強い風量になると、逆に周囲の声が聞き取りづらくなります。私はほどほどの風量で十分だと思っています。
良かった点
- そこそこの暑さなら十分涼しい
- 汗が乾きやすく疲れにくい
- 春から秋まで長期間使える
- 夏の必需品になった
気になった点
- ハーネス着用時は風が通りにくい
- 粉塵の多い現場では使用できない場合がある
- 真夏は熱風になる
- 最大風量では周囲の声が聞き取りにくい
- バッテリーが切れると一気に暑く感じる
私なりの対処法
ハーネスによる風通しの悪さは、正直なところ決定的な解決方法はありません。ハーネスを締める以上、ある程度は割り切っています。
粉塵作業ではファンフィルターを付ける方法もありますが、私は現場によってはファンを止めて作業しています。
真夏の熱風については、アイスマン PRO Xや保冷剤を併用して、服の中を冷やすようにしています。
バッテリー切れは予備があれば安心ですが、不思議と切れるのは「今日は大丈夫だろう」と思った日ばかりです。最近は予備バッテリーを車に積みっぱなしにしています。
小ネタ
トイレに入るときは、スイッチを止めてから入ることをおすすめします。止め忘れると、においを思いっきり吸い込んでしまい、地獄を見ます。
こんな人におすすめ
- 初めて空調服を購入する人
- 夏の現場で長時間作業する人
- 少しでも疲労を減らしたい人
- 最初の一台で失敗したくない人
私の評価
もし予算が限られていて一つしか買えないなら、私は迷わずBURTLE エアークラフトを選びます。
確かに真夏は熱風になりますし、欠点もあります。
それでも、「着ている日」と「着ていない日」では、仕事終わりの疲れ方が明らかに違います。
何年使っても「買って良かった」と思える、私にとって夏の現場の必需品です。
BURTLEエアークラフトは、ファンユニットとバッテリーが別売りです。両方揃えて初めて使えるので、購入の際はご注意ください。
ファンユニット
バッテリー本体
② アイスマン PRO X(水冷ベスト)
★★★★★(真夏の快適さが一段上がる)
私が使っているのは、初代モデルの「PRO X」です。
実はこのモデル、すでに生産終了となっていて、現在は後継のPRO X2・PRO X3が販売されています。
2024年に購入して、今年で2度目の夏。もちろん今も現役です。
ここ数年で購入した道具の中でも、「買って良かった」と強く感じている商品の一つです。
空調服が「涼しい」と感じるなら、水冷ベストは「冷たい」と感じます。
初めて使った日は、「ここまで違うのか」と正直驚きました。
特に真夏の炎天下では、空調服だけでは限界を感じる場面があります。そんなとき、水冷ベストを併用すると体の負担がかなり軽くなりました。
また、ハーネスを着用する現場では、空調服より快適に感じることもあります。
粉塵作業などで空調服を使えない環境でも使えるため、現場によって使い分けています。
今では真夏の現場では欠かせない装備になっています。
良かった点
- 冷却効果をしっかり体感できる
- ハーネス着用時でも使いやすい
- 粉塵作業でも使用できる
- 空調服と併用するとさらに快適
- 真夏ほど効果を実感しやすい
気になった点
- チャージボトルは夏場だと約2〜3時間で交換が必要(使用環境による)
- 屋外作業では1日に3〜4本使うこともある
- ボトルを凍らせる環境が必要
- 予備ボトルを保管するクーラーボックスも欲しくなる
- 背中に少し違和感がある
私なりの対処法
チャージボトルの交換頻度は、慣れてしまえば準備の問題です。私はその日の作業時間を考えて、必要な本数を前日から凍らせています。
ボトルは中途半端に凍らせても冷却時間が短くなるため、最低でも丸一日は冷凍庫で凍らせるようにしています。
現場への持ち運びは、保冷バッグと保冷剤を併用しています。
背中の違和感については、私は数日で慣れました。人によって感じ方は違うと思いますが、一度慣れてしまえば気にならなくなりました。
こんな人におすすめ
- 真夏の暑さが本当に辛い人
- 空調服だけでは物足りなくなった人
- ハーネスを着けて作業する人
- 炎天下で長時間作業する人
私の評価
もしBURTLEをすでに持っているなら、次に買うのは間違いなくアイスマン PRO Xです。
価格だけ見ると少し高く感じます。それでも、一度使うと真夏の快適さが大きく変わります。
今では「暑い日だけ使う道具」ではなく、「真夏の標準装備」になっています。
今買うなら、どのモデル?
私のPRO Xは生産終了のため、今から買う場合は後継モデルになります。
**PRO X2(2025年モデル)**は、基本構造は私のPRO Xと同じチューブ式です。型落ち扱いになった今は価格が下がっていて、コスパ重視ならこちらです。
**PRO X3(2026年最新モデル)**は、チューブの「線」ではなく「面」で冷やす新構造(水路冷却シート式)に変わり、冷却効率が大きく進化したようです。ただし、その分価格は高めです。
私が使っているのは初代なので、X2・X3の使用感は口コミやスペックからの判断になりますが、「まず水冷ベストを試したい」ならX2、「最新の冷却性能が欲しい」ならX3、という選び方になると思います。
どのモデルを選ぶにしても、空調服との併用が最強に涼しいです。これは初代から変わらない、水冷ベストの一番おいしい使い方だと思っています。
以下のリンクは後継モデルのPRO X2です。
③ RABLISS 黒球式熱中症指数計(WBGT計)
★★★★★(安全のために持っておきたい)
昨年から使い始めた熱中症対策グッズです。
以前は、「今日は暑いな」「今日は少し危ないかも」という感覚だけで判断していました。
しかし、暑さは慣れてしまうことがあります。自分では平気だと思っていても、体にはかなり負担がかかっていることも少なくありません。
WBGT計を導入してからは、感覚ではなく数字で判断できるようになりました。
実際に危険レベルまで上がり、アラームが鳴ったこともあります。そのときは無理をせず休憩と水分補給を行い、「まだ大丈夫」という思い込みを防ぐことができました。
特に職人の世界では、「もう少し頑張れる」と無理をしてしまう人も多いと思います。そんなとき、数字とアラームで教えてくれる存在は思っていた以上に頼りになります。
良かった点
- 暑さを数字で確認できる
- アラームで危険を知らせてくれる
- 休憩するタイミングの目安になる
- 「まだ大丈夫」という思い込みを防げる
- 安全管理がしやすくなる
気になった点
- 身に着けるか近くに置く必要がある
- 黒球部分が作業によっては少し邪魔になる
私なりの対処法
私はカラビナで腰に付けたり、作業場所の近くに置いて使っています。ただ、現場では移動することも多いため、その日の作業で一番暑くなる場所へ移動させるようにしています。
黒球が邪魔になる作業では無理に身に着けず、安全な場所へ置いて使用しています。壊してしまっては意味がありませんからね。
こんな人におすすめ
- 一人で現場に出ることが多い人
- 「まだ大丈夫」と無理をしてしまう人
- 熱中症対策を感覚だけに頼りたくない人
- 安全第一で仕事をしたい人
私の評価
この商品は「涼しくなる道具」ではありません。ですが、安全に仕事を続けるための判断材料として非常に役立っています。
体調が悪くなってからでは遅いので、私は数字で確認できる安心感に価値を感じています。特に一人親方は、自分の体を守れるのは自分だけです。
その意味でも、買って良かったと思える道具の一つです。
④ ニトリ ペットボトルホルダー(取っ手タイプ)
★★★★☆(価格以上の満足度)
今年購入した商品の中で、「もっと早く買えば良かった」と思った道具です。
「ペットボトルホルダーなんて、どれも同じじゃないの?」
正直、私もそう思っていました。
ニトリを選んだ理由は、以前購入した家庭用の水筒の保冷力が想像以上に良かったからです。「家具屋なのに、保冷用品もしっかりしているな」という印象があったので、今回も期待して購入しました。
その水筒はこちらです。
結果は大正解。
現場によっては保冷バッグを持ち歩けないこともあります。そんなときでも、このホルダーなら手軽に持ち運べます。
朝に入れた冷たい飲み物が、夕方近くまで比較的冷たい状態で飲めました。
もちろん、真夏の炎天下では時間とともに冷たさは落ち着きます。それでも、「ぬるい飲み物しか飲めない」状態と比べれば、快適さはまったく違います。
暑い現場では、一秒でも早く冷たい飲み物を飲めることが大切だと実感しています。
良かった点
- 保冷力が高く、冷たさが長持ちする
- 持ち運びしやすい
- 現場ですぐ飲める
- コストパフォーマンスが高い
気になった点
- 夕方には「キンキン」ではなく「ひんやり」程度になる
- ペットボトルの形状によっては入らないものもある
私なりの対処法
購入前に、普段飲んでいるペットボトルのサイズを確認しておくことをおすすめします。
私は現場へ行く前に冷蔵庫から取り出し、そのままホルダーへ入れています。これだけでも飲みやすさがかなり変わります。
こんな人におすすめ
- 手軽に保冷したい人
- コスパ重視の人
- 保冷バッグを持ち歩きにくい現場が多い人
私の評価
高価な商品ではありませんが、満足度はかなり高いです。
「冷たい飲み物をすぐ飲める。」それだけで、夏の現場は少し楽になります。
⑤ LOGOS ハイパー氷点下クーラーL
★★★★☆(保冷バッグならこれを選んだ)
2024年8月に購入しました(型番:3725BD002/ハイパー氷点下クーラーL 81670080+倍速凍結・氷点下パックL 81660641×2)。
購入前は、YouTubeや比較記事をかなり見て検討しました。メーカーの「アイスクリームが最大11時間溶けない」という言葉にも惹かれました。
実際、アイスクリームでは試していません(笑)。
実は、11時間という数字は専用の「氷点下パックGT-16℃」を使った場合のもので、私が持っている「倍速凍結タイプ」だと、その通りにはならない可能性が高いです。
それでも、飲み物の保冷性能には満足しています。これまで使ってきた保冷バッグと比べても、冷たさの持続力は明らかに違いました。
折りたためるので車に積みっぱなしでも邪魔にならず、現場を移動する私にはちょうど良いサイズです。
良かった点
- 保冷力が高い
- 折りたためて収納しやすい
- 容量にも余裕がある
- 持ち運びしやすい
気になった点
- 氷点下パックは一晩では凍りきらないことがある
- 真夏の車内などでは保冷力が落ちる
私なりの対処法
氷点下パックは複数個用意し、ローテーションしています。
現場では直射日光を避け、できるだけ日陰へ置くようにしています。
こんな人におすすめ
- 飲み物を一日中冷たく保ちたい人
- 現場を移動することが多い人
- ハードクーラーほど大きな物は必要ない人
私の評価
ハードタイプの保冷力には憧れます。それでも毎日積み降ろしすることを考えると、この軽さと収納性は大きなメリットでした。
今選び直しても、私はこの商品を購入すると思います。
番外編① ペルチェベスト
会社員時代に一度使用しました。
「空調服の下に着ればもっと涼しいはず」と期待して購入しましたが、私には合いませんでした。
当時使ったモデルは、ペルチェ本体の熱が空調服の中にこもってしまい、逆に暑く感じました。
もちろん5年前の話なので、現在の製品はかなり進化していると思います。ただ、私自身はそれ以来購入していません。今後さらに評判が良くなれば、もう一度試してみたいと思っています。
番外編② ネッククーラー
こちらも数年前に使いました。
ひんやり感は確かにあります。ですが、私には作業中の違和感の方が大きく感じました。
首元が気になり、動きづらさもあります。さらに空調服や水冷ベストも着用すると装備が増え、バッテリー管理も大変になります。
私には合わず、お蔵入りになりました。
番外編③ いつか欲しい「マキタの保冷温庫」
以前、取引先の現場で見せてもらいました。
正直、かなり羨ましかったです。
水冷ベストのチャージボトルを凍らせたり、飲み物をしっかり冷やしたり。夏の現場では理想的な道具だと思います。
ただ、今の私にはまだ手軽に買える価格ではありません。
今はLOGOSで十分満足していますが、事業がもっと大きくなったら導入したい道具の一つです。
気になる方はこちらからどうぞ。
まとめ
今回紹介した道具は、どれも私自身が実際に現場で使っているものです。
どんなに性能の良い道具でも、熱中症を完全に防げるわけではありません。
こまめな水分・塩分補給。
適度な休憩。
十分な睡眠。
こうした基本があってこそ、熱中症対策グッズは本来の性能を発揮します。
もし一つだけ買うなら
ここまで紹介してきましたが、私が最初の一つとしておすすめするなら、やはりBURTLE エアークラフトです。
欠点はあります。真夏は熱風になりますし、ハーネス着用時には風も弱く感じます。
それでも、春から秋まで長く使え、疲労感の軽減も実感しています。何年使っても「買って良かった」と思える、私にとって夏の現場の必需品です。
そこからさらに快適さを求めるなら、アイスマン PRO Xを追加するのがおすすめです。
私自身、いろいろな道具を試してきましたが、一番大切なのは「無理をしないこと」でした。
熱中症対策グッズは魔法の道具ではありません。
安全に働くための環境づくりを支えてくれる、心強い相棒です。
今年の夏も、自分の体を守ることを最優先に、安全第一で現場へ向かいたいと思います。
※イラストはAIで作成しています
※注意・免責※
この記事は、私自身が実際に使用した感想・体験をもとに執筆しています。
使用環境や体質によって感じ方は異なりますので、購入を検討される際は、ご自身の作業環境に合った製品をお選びください。


