個人事業主(一人親方)が綴る、ねこ丸ブログへようこそ。
脱サラ家庭の内部事情を、夫婦で執筆しております。
はじめに|会社の工具が、まさか自分のものになるとは
サラリーマン時代、インパクトドライバは会社の備品でした。
現場には、いつも3台ほど用意されていて。
好きなときに使い、終われば戻す。
それが当たり前でした。
まさか、自分のお金でこれを買う日が来るとは。
この記事では、独立当初にどう工具を選んだか、そして2年半使って見えてきた本音をまとめます。
独立して初めて、自分のお金で選んだ工具
独立を決めてから、初めて気づいたことがあります。
工具は、誰かが用意してくれるものではない。
自分で選び、自分のお金で買うもの。
2024年、独立と同時に購入したのが、マキタの充電式インパクトドライバ「TD173DRGXB」でした。
数ある道具の中でも、一番高価な買い物です。
これから一人でやっていく。
その実感が、注文ボタンを押す指先に、一気に押し寄せてきました。
マキタ一択だった理由
工具選びに、あまり悩みはありませんでした。
理由は単純。
すでにマキタが大好きだったから。
会社員時代でも工具は大好きでした。
自分のものではないので、選んだりすることはできませんでしたが、ホームセンターで「こんな機能いいな…」と眺めて回るのが趣味でした(笑)
しかも建設現場では、マキタを使っている人が断然多い!(※個人の感想です)
バッテリーが他の電動工具とも共通で使えるのも、選んだ理由のひとつです。
2台目、3台目を買うとき、本体だけを選べます。
バッテリーと充電器を買い直さずに済むぶん、次の一台が安く手に入ります。
最初の一台は高い。
それでも、2台目以降で回収していく買い方だと思っています。
TD173DRGXBの口コミと実際の使用感を比べてみる
購入前、通販サイトやレビューサイトの評価をいくつか読みました。
多かったのは、軽さと取り回しのよさを評価する声です。
では、2年半使った私の実感はどうだったのか。
口コミとの答え合わせを、表にまとめました。
| 口コミで多かった声 | 判定 | 私の実感 |
|---|---|---|
| 小さくて軽い | 〇 | 6.0Ahを積んでも片手作業の負担が少ない |
| 取り回しがしやすい | 〇 | 狭い場所でも扱いに困らない |
| パワーが十分にある | 〇 | ボルトの緩め締め、穴あけとも不足なし |
| 壊れにくい | 〇 | 2年半で故障ゼロ |
| 連続作業でも問題ない | △ | 締め付けを続けると本体が熱を持った |
※判定は、私自身の作業内容における実感です。使用環境によって感じ方は異なります。
最大締め付けトルクは180N・m、重量はバッテリー装着時で約1.5kg。
数字だけ見ると、決して軽い部類ではありません。
それでも手首への負担が少ないのは、重心の位置がうまく設計されているからだと感じます!
唯一「△」をつけた発熱については、このあと詳しく書きます。
TD173DRGXBの打撃モードは3つ使う
TD173DRGXBには、打撃力を切り替える機能があります。
用意されているのは、最速・強・中・弱の4段階。
そのうち私が使っているのは、強・中・弱の3つです。
強を使うのは、ボルトの本締めのとき。
ここは力が要る場面なので、迷わず強で入ります。
穴あけ作業のときは、中に落とします。
そして弱を使うのは、ネジをなめたくないとき。
強いままだと、ネジ頭を潰してしまうことがあります。
一度なめると、外すのに余計な時間がかかる。
モードを切り替えるひと手間より、その方がずっと面倒です。
バッテリーは6Ah2本で足りるのか
バッテリーの持ちは、作業内容や環境によって変わります。
一概に「何時間持つ」とは言えません。
ただ、購入から2年半、バッテリー切れで作業が止まったことは一度もありません。
理由は単純で、2本あるからです。
片方を使いながら、もう片方を充電しておく。
この交互の回し方ができれば、まず困りません。
充電は、家でしてから現場に向かう日もあれば、充電器を持ち込む日もあります。
容量については、18V6Ahで正解だったと思っています。
一人親方の工具代|フルセット購入の中身と金額
購入したのは、フルセットです。
- 本体
- 18V6Ah バッテリー×2本
- 充電器
- 収納ケース
金額は、6万円弱でした。
独立したばかりの身には、なかなかの出費です。
高かったので、購入前は正直迷いました。
この先事業がうまくいくかわからないのに、どこまで買うかは本当に悩みますよね。
それでも、これから毎日使う道具です。
必要なものだと判断しました。
すでにマキタの18Vバッテリーをお持ちの方は、本体のみでも購入できます。
2年半使って見えてきたこと
購入から、約2年半になります。
故障は、一度もありません。
ボルトの緩め締め、穴あけなど、現場のさまざまな場面で活躍してくれています。
買った日の緊張感は、今も忘れられません。
それでも今は、当たり前のように手に馴染んだ相棒になっています。
締めすぎ注意|熱を持った日のこと
一度だけ、ヒヤッとしたことがあります。
ボルトの締め付け作業を、立て続けに行っていた日でした。
ふと気づくと、本体がめちゃくちゃ熱を持っていて。
「これ、大丈夫なんか……」
さすがにあせりました。
それ以来、連続して使うときは、本体の熱にも注意するように。
でもこれは、工具に問題があるというわけではないです。
物には当然上限があり、メーカーも使用上の注意を定めています。
「マキタだから」「値の張る工具だから」と性能を過信した私の工具の使い方の問題です。
基本的には、優秀で頼れる工具です。
会社の備品と、自分の工具
会社の備品を使っていた頃は、工具はただの道具でした。
自分の金で買って初めて、重さが変わった。
この一台で食べていく。
そう思って手に取るようになりました。
これから独立する人へ
独立当初はお金の使い道に悩みます。
それでも、工具のような生命線になるものは、目先の値段だけで選ばないほうがいいと思います。
長い付き合いになるはずの相棒なので、是非お気に入りの一品で、いい仕事を。
私もそう思って毎回、妻を説得しています(笑)
※注意・免責※
この記事は、私自身が実際に使用した感想・体験をもとに執筆しています。使用環境や作業内容によって感じ方は異なりますので、購入を検討される際はご自身の作業に合った製品をお選びください。
記載している価格は2024年の購入時のものです。製品の仕様は2026年9月時点でメーカーが公表している内容を参照しています。現在の価格・仕様とは異なる場合がありますので、購入前に必ず公式サイトでご確認ください。
電動工具は取扱説明書に従い、保護具を着用のうえ安全にご使用ください。


