個人事業主(一人親方)が綴る、ねこ丸ブログへようこそ。
脱サラ家庭の内部事情を、夫婦で執筆しております。
この記事では、実際に鉄軸を切った経験と、ネットの評判が実感と合っていたかどうかをまとめます。
なぜレシプロソーを買ったのか|きっかけは鉄軸100mmの切断
現場で、ある部品の交換が必要になりました。
でも、直径約100mmの鉄の軸が邪魔で、そのままでは外せません。
中が空洞のパイプではなく、中身の詰まったムクの丸棒です。
グラインダーで切ろうとしたものの、刃が入らない場所でした。
「これ、どうやって切ったらええんや」
そのとき頭に浮かんだのが、レシプロソーです。
存在は前から知っていました。
でも、実際に使ったことは一度もなかったんです。
2024年11月、マキタのJR189DZを購入しました。
これが、今回の主役です。
JR189DZを選んだ理由|マキタ18Vバッテリー共用の決め手
購入価格は2万円未満。
Amazonで、本体のみを買いました。
※2024年11月に購入したときの価格です。
バッテリーは別で用意する必要があります。
でも、私にとってはこれがそのまま決め手でした。
すでにマキタの工具を持っていました。
バッテリーを使い回せるなら、余計な出費も荷物も増えません。
すでに手元にあるバッテリーで動く。
その一点だけで、マキタに決めました。
JR189DZのスペック|切断能力とパワー
購入前に確認していたスペックを、改めて整理しておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ストローク数 | 0〜3,100回/分(無段変速) |
| ストローク長さ | 22mm |
| 質量 | 2.5kg(バッテリ込み) |
| 切断能力 | パイプ130mm、木材255mm(300mm刃使用時) |
※メーカー公表値です。実際の切断時間や感触は、使用環境や刃の状態によって変わります。
ひとつ、気をつけたい数字があります。
切断能力の「パイプ130mm」です。
これは中が空洞のパイプの外径であって、中身の詰まったムク材の数字ではありません。
ムクの丸棒が何mmまで切れるかは、公表されていません。
私が切ろうとしていた直径100mmの鉄軸は、カタログの数字では判断できない作業でした。
結局のところ、やってみるまで分かりませんでした。
刃の使い分け|レシプロソーの替刃はどう選ぶか
レシプロソーの面白いところは、刃を変えるだけで木材も鉄も切れることです。
木材用に使っているのは、ゼットソー Z レシプロソー替刃 枝切り用 210ミリ P3.0(20103)。
鉄用には、ゼットソー Z レシプロソー 金属用130 3枚入り(20131)を使っています。
金属用の刃は、切れ味や耐久性に大きな不満はありません。
ただし、使い方には注意が必要でした。
刃は、安価なものから高価なものまであります。
マキタ純正をはじめ、メーカーによって値段も切れ味も幅があります。
今回紹介したゼットソーの替刃は、その中では比較的安価な部類です。
高価な刃なら、もっと違う切れ味なのかもしれません。
ただ、私は刃を消耗品と割り切っています。
高い刃を大事に長持ちさせるより、ある程度安価なものをどんどん入れ替えて使うほうが、性に合っています。
グラインダーとレシプロソーは何が違うのか|鉄軸切断のリアル
まず、2つの道具の違いを整理しておきます。
| グラインダー | レシプロソー | |
|---|---|---|
| 刃の形 | 円盤 | 細長い直線 |
| 狭い場所 | 回すための隙間が必要 | 差し込める |
| 火花 | 出る | ほとんど出ない |
| 木材 | ✕ | 〇(刃を替えるだけ) |
| 今回の鉄軸 | 入らなかった | 切断できた |
※あくまで私の使用環境・作業内容での比較です。用途や機種によって結果は異なります。
一番印象に残っているのは、あの鉄軸を切断したときでした。
グラインダーでは、どうやっても刃が入りません。
角度も、隙間も、足りなかったんです。
そこにレシプロソーの刃を差し込むと、切断できました。
「グラインダーがあかんでも、これなら切れるんや」
道具ひとつで、できることの幅が変わる瞬間。
直径約10センチの鉄軸を切るのにかかった時間は、5分以内でした。
バッテリーは1本で余裕があり、途中で交換する必要はありませんでした。
火花が飛ばないのも、地味にありがたいポイントです。
グラインダーのように周囲へ火の粉を散らすことがありません。
狭い場所や、燃えやすい物が近くにある現場では、これは大きな違いになります。
引き金の強弱で変わる切れ方|感覚でやっていたこと
トリガー式の工具なので、引く強さで速度が変わることは分かっていました。
切り始めは弱く、刃が安定してきたら強く。
感覚で、そうやって使い分けていました。
後で仕様を見返すと、ストローク数は0〜3,100回/分の無段変速です。
切り始めを弱くするのは、刃が跳ねにくく、切り口も安定しやすい使い方だったようです。
意識してやっていたわけではありません。
それでも、結果的には理にかなっていたのかもしれません。
ネットの口コミと実際の感触
購入前、ネットのレビューにもざっと目を通しました。
そこで見かけた声と、自分の実感を並べてみます。
〇=口コミ通り、△=人によると思う、という見方で読んでください。
| 口コミで見かけた声 | 実際の感触 |
|---|---|
| 振動が少ない | 〇 手元がぶれにくく、疲れにくいと感じました |
| 刃の脱着がワンタッチで楽 | 〇 工具なしで替えられるのは想像以上に快適でした |
| パワーがある | 〇 鉄軸も問題なく切断できました |
| バッテリー込みだと重い | △ 私は数分で終わる作業が多いので気になりませんでした |
重さについては、正直あまり気になりませんでした。
軸を切る作業自体は短時間で終わることが多く、重さより「切れるかどうか」の方が私には重要だったからです。
長時間ずっと構え続ける使い方なら、また感じ方は違うかもしれません。
焼き付き失敗談|切削スプレーを忘れた代償
金属用の刃には、コツがあります。
軸を切断するときは、切削スプレーをしっかり使うこと。
これを忘れると、刃はあっという間に焼き付きます。
実は私も、一度やらかしました。
スプレーを忘れたまま作業を進めて、刃をダメにしてしまったんです。
「あ、これもう使えへんな」
現場で刃を交換する羽目になり、時間も余計にかかりました。
それ以来、切削スプレーは道具箱から絶対に外さないようにしています。
軸切断だけじゃない|パレットの木材解体でも活躍中
このレシプロソー、鉄軸を切るためだけの道具ではありません。
現場で出る木材パレットの解体にも、けっこう活躍しています。
パレットは、そのまま処分するには場所を取ります。
木材用のゼットソー刃に付け替えれば、解体も問題なくこなせます。
軸切断がメインの出番だとすれば、パレット解体はサブの出番。
それでも、木材用の刃があるおかげで、こういう場面まで一台で対応できます。
1年10ヶ月使ってみて|レシプロソーの耐久性
購入から、もうすぐ2年になります。
使用頻度自体は、それほど高くありません。
軸の切断が必要なときだけ、出番が来る道具だからです。
本体には、多少の傷や汚れが付いています。
それでも、動作にはまったく問題ありません。
出番は少なくても、要るときには必ず要る。
そういう立ち位置の道具です。
まとめ|レシプロソーは買ってよかったのか
普段は、実はそこまで頻繁には使いません。
でも、部品交換で軸が詰まったとき。
グラインダーでは太刀打ちできない場面が、必ず出てきます。
そのとき、この一本があるかないかで、作業の進み方がまったく違います。
「あったら便利」な道具から「詰まったら必需品」な道具へ。
JR189DZは、私の中でそんな存在になりました。
木材にも鉄にも対応できる。
私にとっては、購入してよかったと思える一台です。
※注意・免責※
この記事は、私自身が実際に使用した感想・体験をもとに書いたものです。使用環境や作業内容によって、感じ方や結果は異なります。
記載している価格は2024年11月の購入時のものです。現在の価格とは異なる場合があります。
購入を検討される際は、ご自身の用途に合った製品をお選びください。


