個人事業主(一人親方)が綴る、ねこ丸ブログへようこそ。
脱サラ家庭の内部事情を、夫婦で執筆しております。
このブログでは、自営業の家の暮らしや仕事のことを書いています。
家計管理の話として、投資のこともちょこちょこ書いてきました。
今回は、投資をするときに悩むことのひとつ、「証券会社どこにする?」について、私の考えを書きました。
これから初めて証券口座を作りたい方や、投資を始めたばかりの方に向けて書いています。
個人事業主の目線で書いていますが、証券会社の選び方は、会社員の方にも参考になると思います。
結論から先に言うと、証券会社は、多くの人が選ぶ王道のSBIか楽天。その2社から、セキュリティの設定や買いたい商品を見て、自分に合うほうを選ぶ、というのが私の考えです。
なぜなら、私はプロでも何でもない、平々凡々な一般ピーポーだからです。
迷ったら、みんなと同じものを選ぶ。
(ただし、この考えにたどり着くまでに、しっかり遠回りしています。)
投資が怖かった私が、NISAをする理由
夫が会社を辞めて、一人親方になって2年半。
私たちの老後のお金は、だれも用意してくれません。
そこから私たちは、考えを変えました。
このブログでは、NISAやiDeCoの記事を何本も書いてきました。
しつこいくらいに。(自覚はあります)
でも、ちょっと前までの私は、投資は怖いものだと思っていました。
元本が減るなんて、考えただけでぞっとする。
貯金がいちばん安全だと、信じていました。
変わったのは、夫が独立してからです。
個人事業主には、会社員のような厚生年金がありません。
私も夫の扶養から外れて、国民年金を自分で払う側になりました。
老後の備えは、自分たちで用意するしかない。
不満や不安を口にしていても、何も変わりません。
それならば、とお金について調べたりしていろいろ考え、NISAも始めました。
情報を集めるうちに、気づきました。
まずひとつは、
「投資はお金持ち専用ではない!」ということです。
ほんとこれはびっくりしました。
月100円とかでも、ものによっては積立できる。
投資=お金持ち・別世界の人だと思ってました…。
そしてもうひとつの気づき。
ずっと「投資は怖いもの」と思っていたけれど、
本当に怖いのは、何もしないことだ、と。
ここ数年の値上げで、それを肌で感じています。
同じお金で買えるものが、どんどん減っていく。
貯金だけでは、お金の価値は目減りしていく。
考え方がひっくり返るまで、そう時間はかかりませんでした。
いまは、もっと早くしておけば、とまで考えがかわっています。
もちろん、ガンガン稼げている個人事業主の方もいらっしゃると思うので、
そんな方は事業や自分に投資するほうがずっといいと思います!
でも、私たちがそうでないのと同じで、けっこうな数の個人事業主はそうじゃないと思います。
私たちも、毎月の売上の波に一喜一憂しています。
それでも、自分の考えと調べた情報を発信して、だれかの役に立てたらと思っています。
投資には元本割れのリスクがあり、向き不向きも人それぞれです。
そのうえで、収入が読めない個人事業主の方にこそ、知ってほしい。
証券会社を安易に決めた私たち
私たちも、もちろん冒頭で述べたSBIか楽天を使ってます。
と言いたいところですが…
諸事情があり、SBIとマネックスを選びました。
(夫が楽天証券をあきらめた事情は、個人事業主の楽天カード2枚目は要注意|同じカードを分けてもポイントは合算に書いています)
というか、当時はまだ今の考えに至っておらず、安易に決めたふしがあります。
でもだからこそ、楽天のよさが見えたり、SBIでよかったと思う理由が書けます。
夫のiDeCoのときの失敗
自分たちで証券会社を選んだのは、夫のiDeCoが最初でした。
企業型DCの移換先として始めたものです。(その話は、企業型DCは退職後どうなる?脱サラしてiDeCoに移管するまでに書いています)
証券会社選びにも、それなりに悩みました。
投資のことを何も知らない私が、一から調べたからです。
でも今思えば、当時の私が悩んでいたのは「自分で理解すること」ではなく、「おすすめしてくれる人を探すこと」だった気がします。
このときの証券会社を選んだ決め手は、当時気に入っていた投資・節約系の動画チャンネルのおすすめでした。
チャンネル自体は、いいものです。
悪かったのは、「そうなんだ」と純粋に、そして安易に人の話を鵜呑みにして決めてしまったこと。
当時はSNSに疎く、免疫がない、いわゆる情弱でした。
SNSの情報と、うまく距離が取れていなかったと思います。
「手数料負けしないよう、コストの安い商品を選ぶべき」
「iDeCoで全世界株式(オルカン)を選べるのは、この証券会社だよ」
「dポイントとの相性もいいよ」
動画では、こんな趣旨のことを言っていました。
最後は、ほぼ何も考えていません。(笑)
それを夫にそのまま伝えて、マネックスを提案しました。
夫も私も、人の声だけで決めた、だいぶ人まかせの選び方でした。
おすすめは、あくまでその人のおすすめ。
当時の私には、まだその意識がありませんでした。
深く自分で考えられるだけの情報も、持ち合わせていませんでした。
もちろん、マネックス証券も大手の証券会社です。
悪いなんてことはありません。
ただ、もっと多角的に比べて、自分の意思で選べばよかったと思っています。
私のNISAのときの失敗
私がNISAを始めたとき、選んだのはSBI証券でした。
決め手は、口座数が一番多いと聞いたこと。
はい。それだけです。
SBIのことを詳しく知らないまま、「一番多い」だけで選びました。
結果だけ見れば、私が選んだSBI証券は当たりだったと思っています。(現時点では。理由は次の章で)
でも、選んだ当時は、ポイントもホームページの操作性もセキュリティも、何ひとつ見ていません。
少し口コミを見た程度です。
大きいところを選んだこと自体は、まちがいではなかったけれど、
失敗だったのは、それ以外を何も見なかったことです。
そしてクレカ積立についても、自分には関係ない話だと思っていました。
当時の私は、自分のカードなし。
持っていたのは、夫のカードの家族カードだけなので、関係ないとスルーしていました。
※楽天カードの家族カードでは、楽天証券のクレカ積立はできないので、ご注意ください。
そもそも当時、主婦がクレジットカードを作れるなんて、発想すらなく。
楽天カードは主婦でも申し込めると知ったのは、SBIで始めたあとでした。
今の私は、個人で楽天カードを使っているので、「楽天で始めていたら、今ごろポイントがついていたのにな…」と、今でもときどき思います。
運よくいい証券会社を選べましたが、今振り返ると軽率な決め方だったなと思います。
クレカの点でも、たまにですが、無知だったことを後悔し、未練も感じています。
証券会社の選び方|巨大2社で絞る理由
情報の多さ
私のSBIが当たりだったと考える理由。
それは、情報の多さです。
SBI証券と楽天証券は、ネット証券の中でも口座数が段違いです。
私はこの2社を、勝手に「巨大2社」と呼んでいます。
- 楽天証券:1,439万口座(2026年6月末時点・証券会社単体)
- SBI証券:1,700万口座(2026年10月発表・グループの証券会社の合算)
- マネックス証券:300万口座(2026年7月発表)
《参照:楽天銀行 プレスリリース/SBIホールディングス ニュースリリース/マネックス証券 プレスリリース》
数え方は各社でちがいますが、同じ1社どうしで比べても、楽天証券はマネックス証券のおよそ5倍です。
ちなみにマネックス証券も、5大ネット証券に数えられる大手です。
使っている人が多いと、何が起きるか。
困ったときの答えが、そっっっこらじゅうに転がっています。
操作方法、セキュリティの設定、ほかの証券会社からの移し方。
検索すれば、だいたい誰かが見やすくまとめてくれています。
お金の情報を発信している人たちも、扱うのは多くがSBIか楽天です。
解説動画にいたっては、ごまんとあふれています。
一方で、夫のマネックスの手続きを手伝うときは、よく手が止まります。
どこのボタンを押せばいいのか、分からない。
申し込み状況の文言を見ても、「???」となる。
先日は、dポイントの連携やカードでの積立の手続きに、かなりの時間がかかってしまいました。
調べても調べても、私の検索ではドンピシャの答えになかなか出会えません。
(私たち初心者にとっては、レベルが高い💦)
マネックス証券自体は、dポイントとの相性がよく、夫はその点大いに満足しています。
ドコモが本格的にバックについたことで、これからの進化も楽しみです。
ただ、今の時点で「調べやすさ」「使いやすさ」を比べると、差を感じるのが本音です。
と思いきや。
AIも結局は、だれかが書いたネットの記事から情報を集めてきますよね。
元になる記事が多いほど、答えも見つかりやすくなります。
また、AIのハルシネーション(もっともらしい間違いを答えること)に翻弄されて、さらにサイトをさまようはめになったりもしました。(笑)
この誤情報が混ざるので、とても厄介です。
他社と混同した答えを返してくることも多く、信じるとかえって時間がかかることも。
(私の聞き方が悪いのかもですが…)
なので私は、AIを使いつつも、誰の発言なのか、公式の情報なのか、根拠がわかる説明を見るようにしています。
そこを探すとなると、やはり巨大2社のほうが見つけやすいです。
初心者にとって、困ったときに答えが見つかることは、とても大事なことでした。
多くの人が選んでいるものを選ぶ。
それは、迷ったときに助けてくれる人が多い場所を選ぶ、ということでもあります。
巨大2社の体力|ゼロカンの衝撃
巨大2社のすごさを感じたニュースが、もう一つあります。
2026年10月、SBI証券が「ゼロカン」という投資信託を発表しました。
正式な名前は「SBI・ゼロ・オールカントリー・インデックス・ファンド」。
全世界の株式にまとめて投資する投資信託です。
驚いたのは、持っている間にかかる手数料(信託報酬)が0.00%ということ。
お得すぎる話には、まず身構えてしまうのが私です。
調べてみると、ちゃんと条件がありました。
- 2027年1月に始まる「こどもNISA」専用で、大人のNISAでは買えない
- 18歳になったあとは新しく買えないが、持っている分は0.00%のまま
- 信託報酬以外の費用(監査費用など)は、かかる場合がある
罠ではなかったけど、だれでも買えるわけでもない。
しかも、いまのオルカンの手数料もすでにかなり安いので、金額の差は大きくありません。
それでも私が「すごい」と思ったのは、金額ではなく、その動きの速さです。
SBIの発表から約1週間後、楽天証券も、こどもNISA向けに信託報酬ゼロの投資信託を用意すると発表しました。(商品の中身は、これから発表されるそうです)
片方が仕掛けると、もう片方がすぐ追いかける。
2023年の株の売買手数料ゼロのときも、同じ流れでした。
ほかの証券会社も、こどもNISAの受付は始めています。
キャンペーンで口座を取りにいく動きもあります。
こどもNISAの口座は、18歳になると大人のNISAへ移ります。
証券会社にとっては、一生のお客さんをつかむ大チャンス。
今がいちばんの攻め時のはずです。
《参照:日本経済新聞/金融庁 NISA特設ウェブサイト》
それなのに、信託報酬ゼロを打ち出したのは、私が調べた範囲ではSBIと楽天だけでした。(2026年10月時点)
攻め時に、思いきった一手を打てる。それが巨大2社の体力だと感じています。
利用者からすると、2社が競い合ってくれるのはありがたい話です。
今だけでなく、これから先の新しいサービスにも期待できる。
これも、私が巨大2社を推す理由の一つです。
(マネックスさんにも、もちろん期待しています!)
巨大2社でも狙われる乗っ取り被害
ここまで巨大2社の良さを書いてきましたが、いいことばかりではありません。
2025年の春、証券口座の乗っ取り被害が一気に広がりました。
偽のサイトにIDやパスワードを入力させて盗み、勝手に株を売り買いする手口です。
私がこのことを知ったのは、ネットニュースでした。
金融庁の資料(2026年10月9日更新・暫定値)では、2025年1月から4月末までの約4か月で、不正な取引は約4,070件。
不正に売り買いされた金額は、合わせて約3,370億円にのぼります。(被害にあった人の損失額とは一致しないそうです)
被害が確認されたのは、対面とネットの大手証券10社すべてです。
楽天証券もSBI証券も、そしてマネックス証券も、その中に入っています。
《参照:金融庁 不正アクセス・不正取引への注意/東洋経済オンライン》
最新の数字は、金融庁のページで更新されています。
大手なら安全、と思いきや。
使う人が多いということは、狙う側にとって「獲物が多い場所」でもあります。
とはいえ、当時の私はそこまで心配していませんでした。
フィッシングなんて、あやしいメールのリンクを押さなければ大丈夫。
そう思っていました。
でも最近、一気に情勢が変わりました。
証券会社ではありませんが、私が使っている複数のサービスでも、情報漏えいがありました。
はじめて自分ごとになった今、レベルがちがうと痛感しています。
AIのせいで、本物そっくりの偽物のメールやサイトが、かんたんに作れてしまう。
ぱっと見では、本物か偽物か見分けがつきません。
巨大2社を選べば安全、ではありません。
それでも私が巨大2社がいいと思うのは、私が調べた範囲では、守るための情報が見つけやすかったからです。
ニュースが出た直後から、設定のやり方をまとめた記事や動画が、あっという間に並びました。
素人の私が、あわてて自分の口座を守れたのは、その情報のおかげです。
こんなに危ない世の中で、投資をやめたくならないの?と聞かれそうです。
でも私は、それでもやるしかないと思っています。
何もしないことのほうが怖い、という考えは変わりません。
過剰に恐れて投資をやめるのではなく、守り方を覚えることを選びました。
パスキーや取引の制限など、私たちがやった守り方は、証券口座の乗っ取り対策|パスキーだけで安心?私のセキュリティ総点検にまとめました。
SBIか楽天か|一番は資産を守ること
では、巨大2社のどちらを選ぶか。
最近の私は、なにごともポイントばかり気にしていました。
もちろん、証券会社もそうです。
節約系の動画などを見ていると、ポイントを逃すと、自分が損した気分になってしまう。
なんでもポイントを基準に見てしまう…。
でもこれ、ちがいました。
ポイントは、あくまでおまけのポジション。
認識を改めた私は、今は決める基準が変わりました。
本当に必要か?から決めて、
次に自分の優先順位を決めて、比べる。
その比べる条件のいちばん最後に、ポイントがいる。
証券会社でいえば、口座は必要。
では、どこにするか。
私が考える、選ぶときに見るべき点はこうです。
- セキュリティ:守り方が自分に合うか、何かあったときの対応は早いか
- 商品:買いたい商品があるか
- 会社:体力や評判、アプリやサイトの使いやすさはどうか
- 最後にポイント:ふだんの暮らしのポイントや金利とつながるか
会社のことは、前の章で書いたとおりです。
ここでは、残りの3つを見ていきます。
ポイントや特典、キャンペーンなど誘惑はたくさんありますが、あくまでそれは、おまけ。本丸は、資産を守りながら運用することです。
セキュリティ|ちがうのは鍵のかけ方
調べた範囲では、守りの面で2社に大きな差があるとは、私は感じていません。
手続きのしやすさなどは若干違うので、お好みかと。
ただ、セキュリティを強めると、それにともなって不便にもなります。
なので、ほどよいセキュリティの設定を自分で考えるのが大事です。
やみくもになんでもかんでも設定していたら、ログインできなくてあたふたします。(経験談)
もう一つ、私が見ているのは、何かあったときの対応の早さです。
2026年10月にも、SBI証券は、他社で起きた被害の疑いを受けて、すぐに注意を呼びかけていました。
お知らせやメールで、こまめに知らせてくれるかどうか。
これも、守りやすさにつながると感じています。
《参照:@IT》
商品|買いたいものがあるか確かめる
全世界株式やアメリカの株式に投資する、王道の投資信託。
こうした商品は、巨大2社のどちらのNISAでも買えます。
なのでNISAなら、商品で悩む場面はあまりありません。
気をつけたいのは、iDeCoです。
iDeCoは、扱っている商品が証券会社ごとにちがいます。
さきほども少し書きましたが、夫のiDeCoでマネックス証券を選んだのは、「オルカンがいい」と聞いたからでした。
iDeCoでオルカンを選べるのは、マネックスか松井。
だから、全世界に投資するならこの2社しかない、と思い込んでいました。
でも、あとから知りました。
名前はちがっても、全世界の株に投資できる商品は、ほかの証券会社のiDeCoにもありました。
楽天証券のiDeCoにも、2024年1月から、オルカンとよく似た商品が入っていました。
オルカンと同じ指数(世界中の株の値動きをまとめた物差し)に連動する、楽天オリジナルの商品です。
夫がiDeCoを移したのは、そのあとです。
まったく同じというわけでもありません。
楽天の投資信託は、2023年10月にできたばかり。
夫がiDeCoを移したころは、まだ1年も運用の実績がありませんでした。
新しい商品は、どれくらい安定して運用されてきたか、まだ見えにくいものです。
長く運用されてきた実績で選ぶなら、オルカンを選ぶ理由もありました。
なので、マネックスにしたこと自体は、まちがいではなかったのかも、とは思います。
ただ、当時の私は、そこまで比べたうえで選んだわけではありません。
「オルカンがいい」と聞いて、名前だけで決めていました。
見るべきは名前ではなく、中身と実績だったのに。
前の章のゼロカンのように、巨大2社には独自の商品もあります。
新しい商品は、手数料の安さだけでなく、どれくらいの期間運用されているのかと、その商品の規模(お金が集まっているか)もあわせて見ておくと安心です。
気になる商品があるなら、口座を作る前に、公式サイトで確かめておきましょう。
ポイント|最後に、暮らしとのつながり
ここまで決めたら、最後にポイントです。
今ゼロから選ぶなら、私は楽天証券にします。
甲乙つけがたいSBIと楽天は、最後はポイントで決めていい、と思っています。
それに、ポイントはポイントでも、楽天ポイントだからなおいいと思っています。
楽天経済圏のポイントだからというのもありますが、
楽天カードの支払いにそのまま充てられるのがありがたいです。
おまけと言いながら、ここで力説してしまうあたり、ポイントの魅力はすさまじい!(笑)
一方、今使っているSBI証券に、不満はありません。
欲を言えば、手持ちのカードでクレカ積立ができたらうれしい、というくらいです。
ただ、SBI証券のクレカ積立でポイントを貯めるなら、三井住友カードなどが中心になります。
三井住友カード ゴールド(NL)も考えましたが、そのためだけにカードを1枚増やすのは、持ち物を増やしたくない私には合いませんでした。
ちなみに夫のマネックス証券のNISAは、dカードで積み立てていて、dポイントがついています。(条件によります)
たまったポイントは夫のお小遣いのようになっていて、本人は満足しています。
ほかに気になること
まず、手数料。
「手数料は比べないの?」と思った方もいるかもしれません。
NISAのつみたて投資枠で買える投資信託(ETFを除く)は、そもそも買うときの手数料がかからないものだけです。
持っている間の手数料(信託報酬)は、証券会社ではなく商品ごとに決まります。
なので、大手のネット証券どうしなら、ここで差はつきにくいと私は考えています。
次に、NISAはあとから変えにくいこと。
NISA口座は1人1つまで。証券会社を変えられるのは1年に1回で、それまでに買った分は元の会社に残ります。
私のSBIの分も、楽天に移すことはできません。
売ってしまえば、1社にまとめることはできます。
でも、NISAは長く持ち続けるのが前提。
証券会社を変えるためだけに売るのは、本末転倒です。
結局、変えたら2つの証券会社を見ていくことになります。
最初の1社は、思っているより長いお付き合いになります。
《参照:NISA口座の金融機関変更(松井証券 よくあるご質問)》
そして、個人事業主ならではのこと。
事業用のカードや口座のポイントと、混ざらないかも見ておきたいところです。
夫が楽天証券をあきらめたのも、これが理由でした。
まとめ|安易に決めず、学び続ける
振り返ると、私たちの投資にまつわる選択は、遠回りの連続でした。
夫のiDeCoは、人の声で決めた。商品もそうでした。
私のNISAは、口座数だけで決めた。
どれも、深く考えず決め続けてきました。
(当時の私は、ちゃんと調べて決めてるつもりでしたよ、もちろん。)
逆に、ちょっと情報を知ると、調子にのって王道からそれたくなる罠もあります。
私も、インド株やAI株に浮気しかけたことがあります。(その話は、NISAなに買う?オルカンとS&P500どっち?悩みまくった個人事業主の選択に書いています)
結果的に大きな失敗はしていませんが、それは運がよかっただけ。
ひとつずつ比べれば、2社より上の会社もあるかもしれません。
でも、守り方の調べやすさ・使いやすさ・これからへの期待・お得さを合わせて見ると、バランスがいいのは巨大2社だと私は思います。
私は、普通の投資初心者という意識を持って、
多くの人が選ぶ巨大2社から、自分の暮らしと守り方に合う1社を選びます。
もちろん、この記事も疑ってかかってほしいです。
私のように安易に決めず、自分で情報を取りに行って、自分で決めてください。
とはいえ、ここまでグダグダ語ってきましたが、考えすぎて動けなくなるのは本末転倒。
始めるのが遅れるのも、もったいないことです。
自分で納得できるところまで調べたら、多くの人の選択に乗るのもありなのではないでしょうか。
そのとき、自分の暮らしに合うかだけは確かめてみてください。
「この人の話なら信じられる」という、お金や証券の発信者を、一人ではなく複数人見つけておくと心強いです。
ただし、おすすめはあくまでおすすめ。個人の感想です。
その人と私とでは、収入も家族も、置かれた状況がちがいます。
今の私は、それを意識して参考にするようにしています。
ネット証券は便利ですが、投資の知識に加えて、ITの知識まで必要な時代になりました。
毎日の変化についていくのは、正直しんどいです。
それでも、収入が読めない個人事業主の家だからこそ、将来の安心は自分たちでつくるしかありません。
自分から学んで、ガンガン行く。
その気力がいちばん大事だと、今は思っています。
ちょっと大変ですが、将来の私たちのため頑張ります。
最後に、おまけの話を1つだけ。
ここまで考えて、口座を開くと決めた方へ。
ポイントサイトのハピタスを経由すると、口座開設でポイントがもらえる場合があります。(2026年10月時点)
あくまで、おまけです。
選ぶ順番は、守り方、商品、そのあとにポイント。
とはいえ、どうせ口座を開くなら、もらえるものはもらっておきたいですよね。
申し込むときは、ポイントが付く条件をハピタスで確かめてみてください。
証券会社を決めたら、次は「NISAとiDeCo、どっちに入れる?」で迷うかもしれません。
私たちが迷った話は、個人事業主はiDeCoとNISAどっち?わが家がiDeCoを減額してNISAに回した理由に書いています。
それではみなさま、ご安全に!
※注意・免責※
この記事は、私たち夫婦の体験と、私が調べた範囲の情報をもとに書いています。記憶にもとづく部分もあります。記事の中での選択は、わが家の条件での個人的な判断です。証券会社の選び方は私の個人的な考えで、特定の金融商品の購入をすすめるものではありません。
正確な情報の掲載に努めていますが、内容の正確性・最新性を保証するものではありません。制度や料金は変わることがあるため、お手続きの前に公式サイトや窓口で最新の情報をご確認ください。
口座数・商品・サービス内容・セキュリティ機能は、執筆時点(2026年10月)の各社の公表情報にもとづいています。口座数は各社で数え方が異なります。こどもNISAとゼロカンは、制度が始まる前の予定の情報です。楽天証券の信託報酬ゼロの投資信託は、方針の発表の段階です。
不正取引の件数・金額は金融庁の暫定値で、あとから更新されることがあります。証券会社の使いやすさについての感想は、わが家の使い方での個人的なものです。
セキュリティの設定は、不正アクセスの被害を完全に防ぐものではありません。設定の内容や手順は、各社の公式サイトでご確認ください。
比べた証券会社のうち、楽天証券は投資に利用したことがありません。楽天証券についての内容は、公表されている情報と、私が調べた範囲にもとづいています。
ハピタスへのリンクは、筆者の紹介用リンクです。経由して登録いただくと、筆者にハピタスのポイントが入ることがあります。ポイントが付くかどうかやもらえるポイントは、ハピタスと各社の条件によります。
投資には元本割れのリスクがあり、利益を保証するものではありません。投資はあくまで自己責任でお願いいたします。
